2022-2023 会長挨拶

「ロータリーの原点を知ることでロータリアンとしての成長と地域での活動を行うことで地域に根差したロータリーを目指す」

ここ数年コロナにより、ロータリー活動は大きく制限されてきました。そんな中、オンラインを導入するなど、例会が出来る方法を考えては活動することを進めてきましたが、やはり制限のある中での活動では、会員同士の関係も希薄になりがちになり、親睦を深めるところまではなかなか難しいように感じられます。しかし、その制限も徐々に緩和され、社会においても経済活動を動かす方向にシフトしてきています。今期はコロナが蔓延する以前のように、積極的に活動が行える一年になることを願って方針を考えました。
 今期RI会長のジェニファー・ジョーンズ氏は「イマジン ロータリー」というテーマを掲げ、2630地区ガバナーの高橋伸治氏は「ロータリーの心と原点を大切に、描こう明るい未来を」といテーマを掲げました。二人のテーマの共通するところは、より良い未来を想像し、ロータリアンとしての成長(人育て)を目指すことだと私は考えます。そこで今期は「ロータリーの原点を知ることでロータリアンとしての成長と、地域での活動を行うことで地域に根差したロータリーを目指す」という方針を掲げさせていただきました。
 ロータリーの原点を知るということは、ロータリーの奉仕の理念とロータリーの目的(意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むこと)をクラブ会員が理解すること。その為にはそれを実感出来る活動(例会)に力を入れたいと思います。
 そして、地域と根差したロータリーを目指すということは、ロータリーの活動の場を例会のみならず、以前のように地域に広げ、地域の皆さんと関わる活動を継続的に次の時代に繋げていくということです。コロナで中止していた地域清掃、地域の子供たちとの交流、鮎の稚魚の放流、これらの事業を復活させ、その事業を継続していくことで、地域の皆様と岐阜城ロータリークラブの関係性が深まっていくことを目指します。
 今期一年、ロータリー活動を通じて、クラブ会員同士の親睦を深め合い、皆が成長出来たらと思います。