2015-2016会長挨拶

 岐阜城ロータリークラブは、平成6年5月に41名で出発し、最大57名の会員を有するまでになった後、
減少の一途をたどって来ました。現在17名と何がここまでの減少に拍車がかかったか理由はあると思います。
最大の理由は、岐阜の地上産業の衰退が、人の心に弱気を増大させて来たのかと思う所です。
 歴代会長のほとんどが増強を唱いながら、減少に歯止めがかからない状態です。
 増強すれば退会すると云うシーソーに終わりはあるのでしょうか?又ここ数年後には、現会員数の半数以上が出席免除会員が増加した時に運営を考えると、増強は最重要です。
 岡田信春ガバナーが掲げる「過去、現在、今、行動するロータリアン」は、これからの私たちのクラブの会員1人1人に呼びかけている感じにもとれます。地区の3000人を切ると、ロータリー活動が苦しくなると聞きました。
 RI会長K.R.ラビンドラン氏の言葉に、私たちは皆、この世に生まれ、何でもつかみ取ろうとしますが、この世を去るときにはすべてを残していきます。ロータリーを通じて私たちは、いつまでも続く、本物の何かを残すことができるでしょう、と云う奉仕の真髄を知った気がします。増強はそれをより一層高める事と思います。
 ポール・ハリスは、時代と共に変化していきなさいと述べています。数年前にCLPが導入されましたが、これは変化の一歩だと思います。内に在る時は普通でも、外から見ると異質な事は、話し合いにより改革して行きたいと思います。