2014-2015年度 会長挨拶

創立20年という大きな節目を無事乗り越え、新たな一歩を踏み出す第21期会長という重責を担うことになりました。新たな一歩とするには20年というクラブの歴史の重みを肝に銘じながらも「行動する」クラブ作りを目指さねばなりません。行動派集団でなければ今やローロータリークラブの存在意義はないと思います。クラブの伝統や大小が誇りではなく一人のロータリアンとしてどんな活動をしてきたのか、どう活動していくのか。そしてそのことが自分の人生の誇りであると言えるのか、今問われる時代ではないでしょうか。

他人に奉仕するには一人の人間として活動するには限界があるのは当然です。それ故に、我々は一人ではできない奉仕活動をすることを理想とする者の一員として「集いし」仲間です。烏合の衆ではありません。集団力を備えるために親睦交流を図りながら、自らも研鑽を重ね人間として向上しさらなる奉仕活動を目指す、という意識を持つことの大切さを痛感しております。

昨年度は水野会長・杉山幹事の超人的努力により、わがクラブは「面白うてやがて悲しき老人会かな」から一転脱皮し、「面白うて今日も楽しき例会かな」という、まさに起死回生の流れを作ることができました。この流れを継続し拡大してこそ岐阜で生きる九州男児会員としての本懐でしょう。頑張らねば、と思っております。

さて、本年度から正式に義務付けられたCLPで強調されている中で、私が至極当然と納得したのが直前会長・現会長・会長エレクトの連携の重要さです。単年度でクラブを考える場合と数年度単位で考える場合とでは取り組む事業に圧倒的な差が生じると思います。

本年度のRI会長のテーマの~ロータリーに輝きを~(LIGHT UP ROTARY)の下、石垣ガバナーは地区の活動方針として「耳を傾け、ロータリーに活力を」というテーマを掲げ、クラブが輝くために様々な場面で「耳を傾けて」ロータリアン自らが活動することを提唱されました。

当クラブ名でもある岐阜城は、金華山頂上で昼間は陽光の下光り輝き、夜はライトアップされて煌々と光り輝いています。初めてその光景を見る人は圧倒的な存在感を感じることでしょう。わが岐阜城ロータリークラブも小粒ながら、光り輝く存在でありたいものです。これから1年間、事業運営のために会員の皆様のご協力を何卒お願い致します。